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2007/7/12
米国・バイオエタノール製造用省エネ脱水装置受注内定のこと
(2007年7月11日付け日経産業新聞、2007年7月12日付け日本経済新聞より)
三井物産株式会社(以下、「三井物産」)の100%出資子会社である三井物産プラントシステム株式会社は、米国・Sterling Ethanol(スターリング エタノール),LLC社からバイオエタノール製造用脱水装置の受注内定を得ました。
本脱水装置は三井物産100%出資子会社である当社が開発・商品化を進めて来て、ゼオライト膜を使った水分離技術で、エネルギー消費が、従来の共沸プロセスと較べて80%以上、米国で使用されているPSA吸着法と較べても10〜30%程度小さくなる省エネ装置です。
三井物産は、子会社である当社の技術を三井造船株式会社(以下、「MES」)に供与し、三井造船が脱水装置を生産します。
膜による分離プロセスは、様々な種類の有機溶剤、状態(液体、蒸気、ガス等)、純度に対応可能で、装置の稼動・停止がすばやく行え、操作性が優れる等の特徴があります。 特に、ゼオライト膜は、従来の高分子膜と比較して、脱水能力や分離能力が高く、耐熱性、対薬品性にも優れており、これまで、主にHDD・半導体洗浄用IPA(イソプロピルアルコール)等溶剤の脱水再生分野に使用されてきました。最近では新たにバイオアルコールの生産用として注目されており、バイオエタノール用途としては、2003年にインドに1号商用機を納入後、国内外で実績があります。
バイオエタノール等の含水アルコールから水分を分離する方法としては、従来、蒸留法が多く使われてきましたが、ゼオライト膜による水分分離法は、0.4ナノメートル径の穴を有する親水性ゼオライト膜を利用し、85%〜95%程度の含水アルコールから水分(水分子径0.3ナノメートル以下)のみを選択的吸着・透過分離させることでアルコールを濃縮し、99.5%以上の無水アルコールを連続製造可能にするもので、蒸発操作が少なくてすむことから、製造工程での投下エネルギーを抑え、関連CO2排出量削減に繋がる、省エネで環境に優しい技術と言えます。
また、上記内容に関し7月11日(水)付け日経産業新聞朝刊、7月12日(木)付け日本経済新聞朝刊に記事が掲載されました。
*1 ゼオライト膜によるアルコール脱水プロセスのご紹介(弊社2004年10月19日付記事)
http://www.xnri.com/news/2004/1019.html
*2 バイオエタノール最前線のご紹介(弊社2005年1月31日付記事)
http://www.xnri.com/news/2005/0131.html
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